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技術紹介
2017/07/07

培養装置及び周辺機器導入時

ブログ

企業や公的機関の研究所、工場でバイオプロセスの研究、開発に従事しているエンジニアの皆さんが、ラボ機器などからスケールアップする業務に携わることになった時に、これまでの業務ではあまりなじみのない設備機器についての打合せ、設置する場所の建物との関係など、照会から始まって、サプライヤーの選定、発注後の打合せ、納品された後の試運転立ち上げなど、一定 の期間(半年から1年程度)慣れない業務をこなすことが必要になることがあります。

このような時には、導入する予定のバイオプロセス機器(培養装置、遠心分離機、濃縮装置など)以外にそれら装置を運転するに必要な蒸気配管、圧縮空気配管、冷却水配管、排水配管など、既に建物内に設備されている場合、あるいは新たに設置工事をする場合を含めて、サプライヤーとの種々打合せ、すり合わせなどのやり取りが必要になります。

そのような場合に、バイオプロセス分野のエンジニア、研究者にとっても設備関係で用いられる共通の用語についての理解がある方が、自らの意図もサプライヤーに通じやすく、ストレスも少なくて済みます。

今回から、シリーズで、このテーマを取り上げます。